二匹の龍のラブストーリー 「こいぜばし物語」
【パワースポット 恋の瀬の橋】
美肌の湯・四季彩館の北側の山の上に女ヵ岩、都幾川をはさんだ南側に男ヵ岩。
それぞれにメスとオスの龍が棲んでいたそうな。
二匹の龍は年に一度・三波渓谷のあたりで逢瀬(おうせ)を楽しんでいたとか。
そこにかけられた橋は「恋の瀬の橋」と名付けられたといいます。
今は、瀬を越す橋と書いて「越瀬橋」(こいぜばし)。
昔の人たちはロマンチストが多かったのかも。
二匹の龍にあやかって、恋の瀬の橋のたもとから五円玉を投げたら
あなたにも「ご縁」があるかもしれません
ときがわの南・くぬぎむらへ向かって右の山の上、多武峯(とうのみね)神社の上には「竜宮の穴」の伝説も伝わっておりますので、またいずれおはなしいたします。
葉の先から ポトリと落ちた 一滴の水
いつかあなたに とどきます
雨や霧がしずくとなって葉の先からポトリ・ポトリと・・。
落ち葉や草の上に落ち、やがて山全体をビッシリとしずくがおおいます。
コケヤキノコ・シダのような下草を育ててゆたかな森を育てます。
しみだした水が小さな沢になり、いくつもの沢が集まって都幾川になり、
ヤマメ・ウグイ・カジカやホタル。多くの生きものの命を支えます。
越辺川・入間川と合流して荒川に注ぎ、埼玉県南部の水道水になって、
みなさんの命も支えています。
ここの水は いつかあなたに とどきます